ハヤカワ・ミステリワールド二足歩行型有人兵器を導入した警視庁特捜部が雇った三名の搭乗員は、元傭兵だった……個と組織の軋轢に抗う熱き警官魂と、異形の未来兵器の活躍とが重厚な筆致で織りなす、話題の“至近未来”警察小説！

軍用有人兵器・機甲兵装の密輸事案を捜査する警視庁特捜部は、北アイルランドのテロ組織によるイギリス高官暗殺計画を察知した。だが特捜部には不可解な捜査中止命令が。国家を超える憎悪の闇は特捜部の契約する〈傭兵〉ライザ・ラードナー警部の、凄絶な過去につながっていた――組織内でもがく警察官の、慟哭と死闘。圧倒的スケールと迫真のリアリティで重厚に描かれる、話題の“至近未来”警察小説！　推薦：池上冬樹

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『機龍警察　自爆条項』http://www.hayakawa-online.co.jp/02h2/

月村了衛

一九六三年出生,早稻田大學第一文學部文藝學科畢業。大學期間向清水邦夫、高橋玄洋學習戲劇和撰寫腳本。一九八八年,以日本動畫「妙手小廚師」的腳本家出道。二OO一年,以「NOIR」這部動畫廣為人知,亦參與過「少女革命」 、「天地無用」等知名動畫的腳本製作。二O一O年,月村在早川書房用處女作「機龍警察」系列,踏上夢寐以求的職業作家生涯。

「機龍警察」系列獲獎無數,目前出版四部長篇及一部短篇,分別是《機龍警察》、《自爆條款》、《暗黑市場》、《未亡旅團》及短篇集《火宅》。二O一二年,《自爆條款》獲得冲方丁、宮部美幸、貴志祐介等日本作家讚賞,奪下第三十三屆日本SF大賞；隔年,他以《暗黑市場》榮獲第三十四屆吉川英治文學新人賞,一舉成為備受矚目的跨領域新秀作家。

月村的文字風格帥氣俐落,擅長描繪豐富的人物形象、高潮迭起的情節,以及精采流暢的動作場景。日本推理評論家霜月蒼稱他是「日本冒險小說的復興者」。

作者個人網站「月村了衛的月錄」：

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